【初心者向け】カメラのマニュアルモードの使い方とメリットを解説!
カメラのマニュアルモードの使い方を知りたいなぁ…
- マニュアルモードを使ってみたいけど難しそう。
- 具体的な使い方が分からない。
本記事の執筆者です
- 現役グラフィックデザイナー、フォトグラファー
- 毎日8時間以上Photoshopを触ってます
- 街中で見かける広告を作ってます
- Photoshopの先生やってます
- プロ歴6年、カメラ歴12年
今回はそんな方に向けて、初心者がマニュアルモードで写真を撮るために必要な知識を解説していきます!
- マニュアルモードって色々な設定を覚えなくちゃいけないから大変。
- プロが使う設定でしょ?
そう思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
カメラに搭載されているオートモードだけだと、思い通りの写真がとれないことも多いです。
マニュアルモードを使いこなせるようになれば、思い通りの写真を撮ることができます。
プロの私もマニュアルモードの使用率が一番高いです!
カメラ初心者の方でも分かりやすく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
マニュアル(M)モードとは
マニュアルモードとは、カメラの設定全てを自分で設定して写真を撮るモードです。ほとんどのカメラでMモードと表記されることが多いです。
マニュアルモードは全て自分で設定する必要がある分、思い通りの写真を撮ることができるモードになります。
- シャッタースピード
- 絞り値
- ISO感度
主に以上の3つのモードを設定して撮影します。上記3つの設定はどれも写真の明るさ、写りに関係してくる設定で、思い通りの写真を撮るには3つの設定の特徴を覚える必要があります。
シャッタースピード、絞り値、ISO感度に関して、詳しいことは以下の記事が参考になるかと思います
マニュアルモードのメリット
マニュアルモードを使うメリットを解説していきます!
マニュアルモードを使うメリット
- どうやって撮りたいかをモードを変えずに設定できる
- 一定の明るさで撮影できる
どうやって撮りたいかをモードを変えずに設定できる
マニュアルモードはシャッタースピード、絞り値、ISO感度全てを自由に設定できるため、どうやって撮りたいかをモードを変えずに設定することができます。
他の自動モードだと、いずれかの設定が自動で設定されてしまうため、思い通りに撮ることが難しいです。
たとえば、背景がボケたままブレない写真を撮るという複雑なことは、マニュアルモードなら一発で設定できてしまいます。
これはマニュアルモードを使うメリットかと思います。
一定の明るさで撮影できる
マニュアルモードは写真の明るさを全て自分で設定できます。少し画角が変わっても、写したい被写体の明るさは変わりません。
対して、他の自動モードだとカメラが明るさを決定してしまうため、カメラで写す画角がちょっと変わると明るさが大きく変わってしまうことがあります。
目で見た印象に近い写真を撮るなら、マニュアルモードの方が優れています!
ためしに自動モードで極端に暗いところ、極端に明るいところを写してみると、自動で明るさが補正されているのが分かるかと思います。
マニュアルモードは、このカメラ内の自動補正がなくなります。そのためマニュアルモードは、写したいものを適切な明るさで写し続けるのに優れているモードです!
マニュアルモードを上手に使いこなすコツ
マニュアルモードを初めて使う方の多くは、明るさがうまく調整できなくて悩んでしまいます。これを解決するためには、カメラに搭載されている露出計をチェックすることが大切です。
多くのデジタルカメラには露出計が搭載されています。この露出計をみながらカメラの設定を微調整することで、適切な明るさで撮影することができます!
シャッタースピード、絞り、ISO感度、3つの設定どれもが写真の明るさに影響する設定です。それぞれの特徴を理解し、どの設定を変えて明るさを調整するかはカメラマンの腕の見せ所になります。
マニュアルモードは初心者もいずれは通る道
マニュアルモードじゃなくても写真は撮れます。しかしマニュアルモードは初心者の方もいずれは通る道です。
なぜなら思い通りの写真を撮るには、マニュアルモードで撮影することが必須だからです。
全て自分で設定するなんて面倒くさいよ、って方も覚えておくといずれ役に立ちます!
たとえばマニュアルモード以外のモードでは、先ほど挙げた3つの設定のうちの1つ(あるいは2つ)は自動で設定されてしまいます。
絞り優先モードの場合
絞りは自由に設定できるが、シャッタースピード、ISOはカメラで自動で決められてしまう。
それぞれを個別で設定することによって、ボケ具合の調整や手ブレ防止などの効果を得られるのですが、自動で設定されてしまうと思うような調整ができません。
結局はそれぞれ3つの設定を個々に調整することが、思い通りに写真を撮る近道になります。
初心者の方こそマニュアルモードを使い、それぞれの設定の仕組みを理解しておくと後々楽に撮影することができます。
初めにマニュアルモードに慣れておくと、他の設定が使いこなせるようになります!
他のモードは後から取捨選択していけば良いので、まずはマニュアルモードの使い方を覚えておきましょう。
まとめ
マニュアルモードは初心者の方こそ率先して使っていくのがおすすめです。写真の明るさが決まる仕組みを理解でき、思い通りの写真を撮るためにどの設定を変えればいいのか判断できるようになります。
一番のおすすめはマニュアルモードを使いこなせることですが、やっぱり難しいって方はこちらの記事でおすすめ撮影モードを解説しているので、参考になるかと思います。
ではまたっ