【まとめ】NFT専門用語を初心者向けにわかりやすく解説!
上記2つに分類して紹介しているので、片方の一覧になければ、もう片方もチェックしてみてください。
すべて『アイウエオ順』で掲載しているので、探しやすいかと思います!
NFTに関する用語の中には、聞いたことのない言葉がたくさんあるかと思います。
「NFTに興味を持ったけど、専門用語が多すぎてよく理解できない」という方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
本記事の執筆者です
- 現役広告グラフィックデザイナー
- NFT歴2年
- 8種類以上の画像生成AIを使ってグラフィック制作
- 80,000PV/月のブログを運営
- XのDMでNFTやブログのアドバイスをたくさんしています
初心者がまず覚えておきたいNFT専門用語一覧
まずは、NFT初心者が覚えておきたい用語を厳選して紹介します。
アイウエオ順にならんでいるので、調べたい用語があれば以下のリストのテキストをクリックしてみてください。
解説へジャンプできます!
初心者がまず覚えておきたいNFT専門用語一覧
- エアドロップ(Airdrop)
- イーサリアム(Ethereum)
- ウォレット(Wallet)
- NFT(Non-Fungible Token)
- NFTマーケットプレイス
- オープンシー(OpenSea)
- ガス代(Gas fee)
- 仮想通貨取引所
- ギブアウェイ(Giveaway)
- クリプト(Crypto)
- コインチェック(Coincheck)
- ダオ(DAO)
- ディスコード(Discord)
- トークン(Token)
- バーン(Burn)
- ビットコイン(Bitcoin)
- ブロックチェーン(Blockchain)
- ポリゴン(Polygon)
- メタバース(Metaverse)
- メタマスク(MetaMask)
- ミント(Mint)
- ロイヤリティ(Royalty)
エアドロップ(Airdrop)
エアドロップは、ブロックチェーン上である条件を満たしたユーザーに無料でトークンやデジタルアセットを配布する方法です。
通常、エアドロップは、プロジェクトがコミュニティを拡大し、広告を行い、トークンの普及を促進するために使用されます。
一般的に、エアドロップを受け取るには、特定の条件を満たす必要があります。たとえば、あるブロックチェーン上でトークンを所有している、あるいは特定のソーシャルメディアでプロジェクトをフォローしている場合などがあります。
イーサリアム(Ethereum)
イーサリアムは暗号通貨(仮想通貨)の一種で、NFTの売買などに利用されます。
分散型のブロックチェーンネットワークで、スマートコントラクトや分散型アプリケーションの開発、デジタルアセットの発行・取引が可能です。
NFTはイーサリアム上で発行され、所有することはイーサリアムのネットワークに参加していることを意味し、保管され、取引されます。
ウォレット(Wallet)
ブロックチェーン上のトークンやデジタルアセットを保管するアプリがウォレットです。
仮想通貨のお財布のようなものになります。
ウォレットにはインターネットに接続されるオンラインウォレットと、接続されないオフラインウォレットがあります。資産の管理に関わるものなので、セキュリティ面やサポート面が重要になります。
ウォレットの種類は、保有するトークンやデジタルアセットの種類によって異なります。
有名なウォレットとして「メタマスク」があります。
NFT(Non-Fungible Token)
NFTとはNon-Fungible Toakenの略で、ブロックチェーン上でユニークなデジタルアセットを表すトークンのことで、芸術、音楽、動画、ゲームなどのデジタルコンテンツを表現できます。
すごく簡潔にいうと、代替不可能な(コピーができない)デジタルデータのことをNFTと言います。
NFTの最大の利点は、ブロックチェーン上で所有権が確認できるため、デジタルアセットの取引が安全かつ透明にできることです。
NFTには市場価格があり、取引所やオークションで売買が行われることもあります。NFTの取引には、ウォレットやNFTマーケットプレイスが使われます。NFTは、芸術家、音楽家、スポーツ選手、著名人など、様々な分野で注目を集めています。
NFTマーケットプレイス
NFTマーケットプレイスは、NFTを売買するためのオンラインプラットフォームのことです。
NFTマーケットプレイスでは、芸術作品や音楽、動画、ゲームのアイテムなどのさまざまなNFTが取引されます。
NFTマーケットプレイスは、新しいビジネスモデルを提供するとともに、クリエイターの作品を紹介するプラットフォームとして注目されていますが、価格操作や詐欺などのリスクがあるため、取引相手の信頼性を確認することが重要です。
有名なNFTマーケットプレイスとしてはOpensea、Nifty Gateway、SuperRare、Raribleなどがあります。
オープンシー(OpenSea)
オープンシー(OpenSea)は、NFTマーケットプレイスの1つで、Ethereumブロックチェーン上で様々な種類のNFTを販売しています。
オープンシーは、NFT作品を販売するためのプラットフォームであり、一般的にアーティスト、クリエイター、ゲーム開発者、デザイナー、アーティファクトの収集家など、様々な分野の人々に使われています。
オープンシーは、販売するNFTの種類や形式に関して柔軟性があります。そのため、デジタルアート、バーチャルランド、スポーツカード、音楽作品、オンラインゲームのアイテムなど、多様なジャンルのNFTを扱っています。
また、オープンシーは、ユーザーが自分のNFTを販売するためにも使われています。
オープンシーの取引は、Ethereumのスマートコントラクトを利用して行われるため、取引の透明性が高く、NFTの所有権や価値を保証することができます。オープンシーは、NFTマーケットプレイスの中でも最大級のものの1つであり、世界中のNFT取引に大きな影響力を持っています。
ガス代(Gas fee)
ブロックチェーン上でトランザクションを処理する際、マイナーと呼ばれるコンピューターが動作し、トークンを支払うための手数料である「ガス代」が必要です。
トランザクションとは、ブロックチェーン上でのデータのやりとりや取引の単位であり、ブロックチェーン上での取引の安全性と透明性を保証するために欠かせない概念です。
ガス代は、トランザクションの実行に必要な処理能力やネットワークの混雑状況によって決まり、高いガス代を支払うことで処理を早めることができますが、適切なガス代の設定は処理スピードやコストに影響するため重要です。
仮想通貨取引所
NFTの取引に必要なビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を取引する場所です。
銀行でお金を預けたり引き出したりするように、日本円と仮想通貨を換金できます。
仮想通貨取引所では以下のようなことができます。
- 仮想通貨の購入
- 仮想通貨を日本円に換金
- 仮想通貨同士の交換
国内の取引所と国外の取引所どちらも利用でき、複数の取引所での口座解説も可能です。
初心者におすすめの仮想通貨取引所トップ3は以下のとおりです。
ギブアウェイ(Giveaway)
ギブアウェイは、NFTやトークンなどのデジタルアセットを無料で配布することを指します。
ギブアウェイは、マーケティングキャンペーンやファンコミュニティの拡大など、さまざまな目的で使用されます。
配布されるデジタルアセットは、エアドロップと同様に、ある条件を満たしたユーザーに配布されることがあります。
たとえば、Twitter上で特定のツイートをリツイートしたり、特定のユーザーをフォローしたりすることで、無料のNFTやトークンを入手できる場合があります。
クリプト(Crypto)
クリプトは、「暗号化通貨」を指す略称で、仮想通貨全般を表す言葉です。
仮想通貨は、暗号化技術を使って作られ、取引の記録や管理がブロックチェーンと呼ばれる分散台帳技術で行われます。
クリプトは、従来の金融システムとは異なる仕組みであるため、規制や税制度がまだ整備されていない部分もありますが、近年は多くの企業や投資家が注目し、仮想通貨市場は急速に拡大しています。
コインチェック(Coincheck)
国内最大級の仮想通貨取引所です。
コインチェックの大きな特徴は『初めての仮想通貨取引所としてよく選ばれている』ところです。
これからNFTを始める方はコインチェックを選んでおけば間違いないかと思います。
ダオ(DAO)
DAOは、ブロックチェーン技術を利用した分散化された組織の手法であり、トークン保有者による投票やスマートコントラクトを通じた自動化によって、透明かつ効率的な意思決定が可能です。
しかし、投票による意思決定の遅れや悪意のある攻撃のリスクも存在します。
ディスコード(Discord)
ディスコードは、主にゲームプレイヤーやコミュニティにおいて使用されるオンラインチャットプラットフォームです。
NFTマーケットプレイスやNFTコレクターのコミュニティにおいても重要なコミュニケーションツールとして使用されています。
NFTに関する情報共有や意見交換をするためのチャンネルが用意され、NFTに関する情報を共有し、コミュニティを形成するための重要なツールとなっています。
また、NFT作りに使える画像生成AIツール『Midjourney』もディスコードを使います。
トークン(Token)
トークンは、ブロックチェーン上で取引されるデジタル資産の単位です。
通貨のように使われる場合もあれば、プログラムの利用権限や特定のアセットの所有権を証明するために使われる場合もあります。
NFTもトークンの一種であり、独自の識別子(ID)を持つ非代替性トークンです。
バーン(Burn)
「バーン」とは、トークンを消滅させることで、流通量を減らすことができ、そのトークンの価値を上げることができる用語です。
たとえば、NFTの場合、所有することで希少性や価値を高めることができます。
ビットコイン(Bitcoin)
ビットコイン(Bitcoin)は、2009年に発表された分散型の暗号通貨です。ビットコインは、中央集権的な金融機関を介さずに取引が可能であり、ユーザー同士で直接やりとりができます。
ブロックチェーンと呼ばれる公開台帳技術を使用して取引履歴を記録し、ネットワーク上で全体的な合意が取れることで、改ざんや偽造を防止しています。
ビットコインは、アルゴリズムによってマイニング(採掘)され、限られた量しか存在しないため、需要と供給に応じて価格が変動します。
世界中で多くの企業や個人によって受け入れられており、仮想通貨市場の中でも最も一般的な通貨の1つです。
ブロックチェーン(Blockchain)
ブロックチェーン(Blockchain)は、分散型の台帳技術で、複数のノード(コンピュータ)がネットワークを構成し、取引履歴を分散して管理するシステムです。
データはブロックと呼ばれる小さな単位に分割され、それぞれが一意のハッシュ値を持っています。
ブロックには前のブロックのハッシュ値も含まれ、この連鎖をブロックチェーンと呼ばれる長い鎖状のデータ構造で繋ぎ合わせることで、改ざんが困難なデータの一貫性を保証します。
これにより、不正な取引の排除や、信頼性の高いデータ管理が可能となっています。ブロックチェーン技術は、分散型アプリケーションやデジタルアセットの取引に広く利用されています。
ポリゴン(Polygon)
イーサリアムと同じく、暗号通貨(仮想通貨)の一種で、NFTの売買などに利用されます。
イーサリアムは取引処理の速度と手数料のコストの問題がありましたが、それを解決するために誕生したブロックチェーンです。
イーサリアムより低コスト(ガス代が安い)ですが、マーケット(市場の規模)はイーサリアムよりも小さいです。
メタバース(Metaverse)
メタバースは、仮想的な世界であり、現実の社会と同様に、人々がデジタル的に集まって交流し、創造活動やビジネス活動を行うことができるように設計された3Dの仮想空間です。
これは、仮想現実技術の発展によって現実的な感覚で操作でき、ユーザーは自分自身のアバターを作成し、他の人々とコミュニケーションを取り、デジタルアイテムを購入したり売ったりすることができます。
メタバースは、ゲームやエンターテインメントの場所だけでなく、ビジネスや教育、医療分野などの分野でも使用されることが期待されています。
現在、NFTなどのデジタルアセットの取引に使用されているメタバースの例としては、DecentralandやSomnium Space、The Sandboxなどが挙げられます。
メタマスク(MetaMask)
MetaMask(メタマスク)は仮想通貨のウォレット(お財布)です。
主にイーサリアム系のウォレットで仮想通貨の管理に使用します。
無料で使えて、使い方も簡単なので、はじめてのウォレットにおすすめです。
ミント(Mint)
「ミント (Mint)」は、NFTを作る際に使う言葉です。
ミント=NFT化と覚えてOKです。
NFTを作るには、まずデジタルアセットを用意し、それをブロックチェーン上のスマートコントラクトに送ります。
スマートコントラクトがそれを処理して新しいNFTを作ります。このプロセスがミントです。
ロイヤリティ(Royalty)
NFTを販売した場合に元の作成者が得る報酬のことをロイヤリティと呼びます。NFTが転売された場合に、元の作成者もその一部を報酬として得られる仕組みです。
大手NFTプラットフォーム「OpenSea」では、ロイヤリティを0~10%の範囲で任意に設定できます。
NFTクリエイターが将来的にもNFTの取引から収益を得ることができ、NFT業界が活発になるために重要な仕組みです。
覚えておくと便利なNFT専門用語一覧
次に、NFTをやっていると頻繁に耳にする、覚えておくと便利な用語を解説していきます。
こちらもアイウエオ順にならんでいるので、調べたい用語があれば以下のリストのテキストをクリックしてみてください。
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ATH(All Time High)
過去最高価格という意味です。
「ATHをつけた」「ATHが更新された」のように使われます。。
対義語は過去最低価格を意味する「ATL(All Time Low)」
ガチホ
「ガチホ」は仮想通貨などのデジタルアセットを長期間保有することを指すスラングです。
価格変動に左右されずに、将来的にデジタルアセットの価値が上昇することを期待して保有することで、長期的に利益を得ようという考え方になります。
ガチホの投資戦略は、仮想通貨やNFTの世界において広く知られ、特にビットコインなどの長期的な価値の上昇が期待されるトークンでガチホされることが多いです。
クジラ(Whale)
NFTにおいては価値の高いNFTをたくさん持っている人を指します。
大口投資家という意味もあります。
インフルエンサーのようなポジションで、Whaleが買ったNFTは注目を浴びやすくなる特徴があります。
ゴックス(Gox)
ゴックスという言葉は、かつて存在したビットコイン取引所「Mt. Gox」の名前から派生したスラング的な表現です。これは、仮想通貨を保管するウォレットや取引所でのトラブルやハッキング事件などが原因で、大きな損失を被った人々を指すことがあります。
また、「ゴックス」という言葉は、仮想通貨やブロックチェーン技術に関する問題に対する懐疑的な見方や批判的なスタンスを表す際にも使われることがあります。
コールドウォレット(Cold Wallet)
インターネットに接続されていないウォレットのことです。
オンラインではないため、高いセキュリティを実現でき、詐欺やハッキングからNFTや資産を守ることができます。
スキャム(scam)
英単語「Scam」から「詐欺」を意味する言葉です。
NFTでは詐欺被害が多発することもあるため、よく使われます。
詐欺師のことはスキャマー(Scammer)といいます。
スマートコントラクト(Smart Contract)
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上に書き込まれた自己実行可能なコードのことで、ブロックチェーン技術における重要な概念の1つです。
スマートコントラクトは、取引に関する契約条件をプログラム化し、その条件が満たされた場合に自動的に取引が完了するように設計されています。
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上で自動実行されるため、信頼性が高く、改ざんされることがないという特徴があります。また、取引の中間業者を排除することができるため、より効率的な取引が可能になります。
ジェネラティブ(Generative)
ジェネラティブ(Generative)とは、アルゴリズムによって自動生成されたデジタルアセットのことを指します。ジェネラティブアートの分野においては、コンピューターやソフトウェアを利用して自動生成された芸術作品を指す場合もあります。
ジェネラティブなNFTは、アルゴリズムによって生成されるため、同じ種類のNFTでもそれぞれ異なるデザインや特徴を持っていることが多く、コレクターたちの間で注目を集めています。
ジェネラティブNFTの中で特に有名なものは「CryptoPunks」と「Bored Ape Yacht Club」です。
CryptoPunksは2017年にリリースされ、8×8ピクセルのピクセルアートで表現される10,000種類の異なるキャラクターから構成されます。
Bored Ape Yacht Clubは、2021年にリリースされたNFTで、個々のエイプの顔、服、背景が異なります。両方のNFTは、オークションで高額な取引が成立しているため、注目を集めています。
DYOR
自分で調べろ(Do Your Own Research)の略。
GGKS(ググれカス)みたいなものですね。
NFT界隈では詐欺師も多いため、人に訊くという行為はリスクにもなります。
自分から情報を取りにいくようにしましょう。
トランザクション (Transaction)
NFTの取引履歴のことです。
ブロックチェーンにトランザクションを刻むことで、デジタルデータでも唯一無二を証明できるようになりました。
トータルボリューム(Total Volume)
取引市場で、ある期間内に行われた全ての取引の総額のことです。
OpenSeaではコレクションページで確認できます。
NFTの人気度や活発さを測る指標としても使われます。
フリッパー(flipper)
NFTを買った後、すぐに売って短期的な利益をを得ようとする人のことです。
「ペーパーハンド」とも言われます。
ペパハンと略されることもあります。
フロア(Floor)
最低販売価格のことです。
コレクションの中で売りに出されている作品のうち、1番安い価格のことを指します。
ホットウォレット(Hot Wallet)
「コールドウォレット」とは反対に、インターネットに接続されているウォレットのことです。
オンラインであるため、詐欺やハッキングのリスクがあります。
また、ウォレットを作る際に与えられる「シークレットキー」が流出すると、ウォレットの中身をすべて盗られる恐れがあります。
ホワイトリスト(WL)
プレセールへ参加登録した人のリストのことを指します。
整理券のようなものです。
一般の人よりも安く、早く、多くNFTを購入できるなど、優遇されます。
また、ホワイトリストへ登録しないと、そもそも購入できないNFTもあります。
リスト(List)
NFTを販売するために取引サイト上に出品することです。
英語の「list(掲載する)」から由来します。
NFTの専門用語や基礎をさらに学べる書籍
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『【初心者向け】NFTの始め方を3ステップで超わかりやすく解説!』で詳しく解説しているので手順に沿ってNFTを始めてみてください!
スマホでNFTを始めるなら以下の記事を読んでください!
まとめ
NFTに関連する用語の中には、今まで聞いたことのない難しいものもあるかと思います。
しかし、実際使っているうちに覚えていくため、NFTを楽しみながらひとつずつ覚えていきましょう!
ではまたっ