MidjourneyでSNSイラストアイコンをつくる方法!活用方法も解説
Midjourneyを使ってイラストアイコンを作る方法を知りたいな…
本記事ではそんなお悩みにお答えしていきます!
イラストアイコンづくりは初心者の方でも簡単にできます。
Midjourneyなら商用利用も可能なので、クラウドソーシングサイトやNFT化して販売もできます。
Midjourneyの始め方や使い方は「【超簡単】画像生成AI「Midjourney」の始め方と使い方を解説!」で詳しく解説しています。
ある程度使っている方も参考になるかと思います、ぜひ読んでみてください!
本記事の執筆者です
- 現役広告グラフィックデザイナー
- 8種類以上の生成AIでグラフィック制作
- 9万PV/月のAIブログを運営
- XのDMで画像生成AIのアドバイスをたくさんしています
- 生成AIマンツーマンレッスン始めました
MidjourneyでSNSアイコン・イラストをつくる方法
MidjourneyでSNSで使えるアイコンイラストをつくる方法を解説します。
以下の手順で進めると簡単につくれます。
アイコンイラストをつくる方法
- メインの被写体を考える
- 背景のイメージを考える
- イラスト全体のスタイルを考える
- プロンプトをつくり生成
そんなの当たり前じゃん!と思う方いるかもしれませんね
しかし、いざ作ろうとすると色々と悩んでわからなくなることも多いかと思います。
また、アイコンは全体で印象が決まりますが、プロンプトは被写体と背景を分けて描くとうまくいきやすいです。
それぞれの要素を分けて考え、プロンプトを作りましょう。
また、イラストのスタイルとは絵のタッチや雰囲気のことです。
たとえば以下のように、同じ猫でもスタイルが変わると印象は大きく変わります。
イラストのスタイルのいついては「【コピペでOK】Midjourneyで使えるプロンプト(呪文)一覧【作例付き】」を参考にしてみてください。
アイコンづくりのコツ
さきほど解説した方法でアイコンは簡単につくれます。
ですがコツやポイントを抑えることで、さらに思い通りのイメージでアイコンをつくることができます。
早速アイコンづくりのポイントを解説していきます。
背景を指定する
先ほども解説しましたが、背景はアイコンの印象に大きく影響します。
シンプルな単色背景でも、色を指定することでアイコンの印象づけができます。
▼プロンプト
background is 〇〇
たとえば水色なら爽やかな印象のアイコンになりますね。
くすみカラーなら大人な印象をアップさせることができます。
大まかに作ったら部分的に修正する
大きくイメージどおりのアイコンが生成できたら、細かい部分はMidjourneyの部分修正機能を使って詰めていきましょう。
Midjourneyで部分修正するには『Vary(region)』を使います。
Vary(region)をつかえば『あとこの部分さえ良くなれば完璧なのに…』といった問題を解決できます。
詳しい使い方は「【AI画像修正】Midjourneyで画像を部分修正【Vary(region)】」で解説しているので、参考にしてみてください。
プロンプトだけで細かい部分も詰めていくのは難しいです。
ある程度イメージに近いアイコンが生成できたら部分修正を活用していきましょう!
頭や体が見切れる場合は『Zoom Out』機能も使ってみてください。
たとえばアイコンを作っていると頭が見切れることが多くあります。その際は『Zoom Out』という機能をつかって見切れた頭の部分を再生成しましょう。
『Zoom Out』を使うと簡単に背景を追加できます。
ネガティブプロンプトを活用する
ネガティブプロンプトは描きたくないものを指定するプロンプトです。
プロンプトとは反対の使い方なのでネガティブプロンプトと言います。
たとえば青いりんごを持っているアイコンをつくりたいけど、赤いりんごは持たせたくない場合に『赤いりんご』をネガティブプロンプトとして使います。
このほかにも正確に手や指を描きたいときや、画面が分割して生成されてしまうのを防ぐときにネガティブプロンプトを活用することがあります。
先ほどと同じく部分的に調整したい場合に、ネガティブプロンプトを追加して生成してみましょう。
詳しい使い方は「【コピペでOK】Midjourneyで使えるネガティブプロンプト一覧」で解説しています。
アイコンにおすすめ!便利なプロンプト
アイコンにおすすめの便利なプロンプトを紹介します。
アイコンづくりのアイデアとして活用してください!
ちびキャラ
▼ちびキャラ生成のプロンプト
chibi, 〇〇
上記のプロンプトを応用すれば、イラスト調でも、3Dフィギュアのようなちびキャラも生成できます。
SNSのアイコンやLINEのアイコンにぴったりかとおもいます。
「【超簡単】Midjourneyでちびキャラを作る方法を解説!」では、ちびキャラづくりのコツも解説しているので、参考にしてみてください。
漫画風
▼漫画風プロンプトテンプレート
主題, Japanese Manga, monochrome, handwritten style –niji
上記のテンプレを活用すると漫画風の画像が生成できるかと思います。
白黒の線画アイコンも雰囲気があっていい感じです。
「【テンプレあり】Midjourneyで漫画をつくる方法を解説!」で紹介しているプロンプトを応用することで、さまざまな漫画テイストの画像が生成できるかと思います。
ロゴアイコン
▼プロンプト
logo design for “〇〇”
Midjourneyなら上記のようなプロンプトでロゴアイコンがつくれます。
たとえばコミュニティのロゴや店舗のロゴとして使ったりできます。
なにかと便利かと思うので、覚えておくと良いかと思います。
つくったアイコンの活用方法
つくったアイコンはせっかくなので活用しましょう。
ここではアイコンの活用方法を紹介してきます。
つくったアイコンの活用方法
- SNSのアイコンとして使用
- クラウドソーシングサイトで販売
- NFT化して販売
ちなみにMidjourneyで生成した画像は商用利用が可能です。
なので画像を利用して販売することもできます。
SNSのアイコンとして使用
本記事でひととおり紹介しましたが、つくったアイコンはSNSのアイコンとして使うことができます。
『いい感じのアイコンがないなぁ…』と困っている方は、今回解説した方法でアイコンを作ってみると良いかと思います。
Midjourneyには写真をイラスト化する方法があります。
上記の記事で紹介している方法で自撮りをイラスト化することもできるので、参考にしてみてください。
ちなみにアップロードした画像はチャットに公開されてしまうので注意です!
クラウドソーシングサイトで販売
つくったアイコンをクラウドソーシングサイトで販売することもできます。
クラウドソーシングサイトには『アイコン描きます』といった案件がよく見られます。
Midjourneyでアイコンを描くスキルを、ココナラやランサーズといったクラウドソーシングサイトで販売すれば収益化できます。
ただしサイトによっては規約で画像生成AIが禁止されている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
NFT化して販売
アイコンをNFT化して販売するのもおすすめです。
Midjourneyやそのほかの画像生成AIのおかげで、アート初心者でもNFTアートを気軽に楽しむことができるようになりました。
ChatGPTなどと組み合わせれば、アイデアがなくてもAIだけでNFTアートをつくれます。
『AIとNFTを組み合わせて販売してみたい!』
そんな方は「【簡単】AIイラスト・画像生成×NFTアートを販売する方法を解説」が参考になるかと思います。
まとめ
Midjourneyを使えば簡単にアイコンイラストをつくれます。
部分修正の機能やネガティブプロンプトを上手に活用するのが、アイコンづくりのポイントです。
『アイコンにおすすめ!便利なプロンプト』では、ちびキャラや漫画風などアイコンづくりに便利なプロンプトを紹介しました。
つくったアイコンはSNSで使用したり、NFT化して販売してみましょう。
ではまたっ