おすすめ画像生成AI、8ツールを比較!活用事例や問題点も解説します
画像生成AIの上手な活用方法を知りたい!
そんな疑問をお持ちの方は、本記事が参考になるかと思います!
本記事では画像生成AIの活用方法や種類、画像生成AIを使って稼ぐ方法を解説していきます。
最近ではAI技術がどんどん身近になり、個人でも簡単に利用できるようになりました。
文章系AIではChatGPTやBing、画像生成AIではMidjourneyやLeonardo.aiといったツールが多くのユーザーに使われるようになりました。
中には無料で制限なしに画像生成できるツールもあります。
上記のようなAIツールは学習し、うまく使いこなせるようになれば、仕事や制作に活かし、成果を大きく伸ばすことができます。
実際に私はAIツールを活用して、副業で10万円/月稼ぐことができています。AIについて学習し、実際にAIを使うことでようやく上手く活用できるようになりました。
アイデア次第で画像生成AIは様々なものに応用できます。たとえばNFT化して販売したり、ロゴを制作したり、漫画も作れてしまいます。
今回は画像生成AIとはどんなものなのか、実際の活用例やアイデアを交えつつ、分かりやすく解説していきます!
本記事の執筆者です
- 現役広告グラフィックデザイナー
- 8種類以上の生成AIでグラフィック制作
- 9万PV/月のAIブログを運営
- XのDMで画像生成AIのアドバイスをたくさんしています
- 生成AIマンツーマンレッスン始めました
画像生成AIとは
画像生成AIとはテキストや画像から、新たに画像を生成するAIツールのことです。
たとえば「ねこが窓際で外を眺めている」とテキスト入力すれば、AIによって画像が生成されます。テキストは「プロンプト」や「呪文」と呼ばれます。
上記は実際にMidjourneyという画像生成AIで「ねこが窓際で外を眺めている」というプロンプトを入力し生成した画像です。
個人でも簡単に利用でき、中には無料で制限なしに画像を生成できるツールもあります。2022年頃から世界的に話題になり、文章生成AIや画像生成AIは身近なツールとなってきています。
画像生成AIの誕生によって、クリエイターの仕事がなくなるとも言われています。ですがクリエイターの方は持っているアイデアや手法を画像生成AIと掛け合わせることで、今後さらにクリエイティブなものづくりができるかと思います。
クリエイターの方は画像生成AIは必ず触っておいた方が良いでしょう!詳しくは以下記事で解説しています。
》【仕事がなくなる?】AI×クリエイターの新しい未来について
生成した画像は色々な用途に使え、画像生成AIの使い方を覚えておくと便利です。
実際の活用事例をみていきましょう。
画像生成AIの活用事例
画像生成AIを使うことによって画像は簡単に生成できるようになり、できることの幅は大きく広がりました。特に手間や画像を探す時間を減らせるようになり、作業効率が上がるというメリットが大きいかと思います。
では、画像生成AIはどのような場面で利用されているのか、実際の活用事例をみてみましょう。
NFT販売
画像生成AIで作った画像はNFTにして販売することができます。
知識やアイデアの足りない部分をAIで穴埋めすることで、今までNFT制作に前向きではなかった方も気軽にNFTアートを始められるようになりました。
アート初心者でもNFTを楽しむことができ、作ったNFTが売れれば収益にも繋がります。得た収益をChatGPTや他の画像生成AIで利用すれば、AIに関する知見もさらに深まります。
仮想通貨の知識も身につくため、新しいものが好きな方はNFT販売がおすすめです!
具体的な始め方は「【簡単】AIイラスト・画像生成×NFTアートを販売する方法を解説」で解説しています。
ブログ用画像
画像生成AIはブログや記事のアイキャッチ画像、見出し用画像に適しています。有料ストックフォトを利用するよりも安く画像が手に入ります。
しかもプロンプトを工夫することで、作れる画像の自由度はかなり高いです。探す時間も手間もかなり削減できます。
たとえば有料ストックフォトに月に1万円かけているところ、Midjourneyという画像生成AIなら月に1300円程度で済みます。
ブロガーにはかなりおすすめなので、ブログ記事用の画像に悩んでいる方は以下の記事も参考にしてみてください。
》【コスパ最強!】ミッドジャーニーでブログ用画像を作るメリットを解説!
ロゴ作成
ロゴの作成もプロンプトひとつでできてしまいます。生成したロゴをラフとしてデザインを進めて行ったり、実際にサイト内で利用されたりします。
たとえば当サイトではファビコン(サイトのアイコンのようなもの)を画像生成AIで制作しています。
たとえばMidjourneyならひとつのプロンプトで4パターンのロゴを生成できるため、アイデアが決まらない状態から画像生成して、その中からデザインを詰めていくことができます。
AI漫画
AIを使い生成した画像を組み合わせて漫画を作ることができます。
実際にAI画像生成AIで描かれたフルカラーコミックも新潮社から出版されています。
描きたいストーリーやキャラクターがある方は、画像生成AIを用いて漫画として描くことができます。
画像生成AIの問題点
画像生成AIの一番の問題点は著作権と商用利用かと思います。世界的にもこの問題はまだクリアになっていない部分もあり、大企業などではAIの導入に慎重なところもあります。
画像生成AIはAIによって生成されているものなのか、それとも人間がAIを利用して生成しているものなのか、その判断が明確でないことがあります。
たとえば簡単なプロンプト「black cat」には、人間による創作性が感じられず、生成した画像に著作権が発生するのかが問題となる場合です。
つまり人間によってプロンプトは入力されているものの、生成される画像の方向性の大半はAIによるものと考えることができます。
このあたりは「【AI+NFT販売は可】AIが生成した画像の商用利用について解説!」で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
それでも画像生成AIに限らずAIは身近に利用されています。
たとえばamazonでは問い合わせ時にチャットbotが対応するサービスが以前より利用されています。他にもWeb広告や、もっと身近で言えばSiriやアレクサもAIです。
画像生成AIの取り扱いについても徐々に具体的なルールが決まっていくかと思いますが、現状ではグレーな部分が多いのも事実です。
おすすめ画像生成AIを比較!
おすすめの画像生成AIをご紹介します。
無料で使えるものもあれば、有料のものもあります。有料のものはその分商用利用が認められているものもあったり、画像生成の精度が高かったりします。
Midjourney | Leonardo ai | SeaArt | にじジャーニー | AIピカソ | お絵描きばりグッドくん | DALL・E3 | Canva AI | |
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レベル | 初心者〜上級者 | 初心者〜中級者 | 初心者〜上級者 | 初心者〜上級者 | 初心者 | 初心者 | 初心者〜中級者 | 初心者〜中級者 |
動作環境 | ブラウザ Discord | ブラウザ | ブラウザ | ブラウザ Discord | ブラウザ アプリ | LINE | ブラウザ | ブラウザ |
img2img | ||||||||
コントロールネット | ||||||||
LoRA | ||||||||
AI 美少女 | ||||||||
商用利用 | ||||||||
価格 | 10ドル | 無料 | 無料 | 10ドル | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
Midjourneyを始める | Leonardo aiを始める | SeaArtを始める | にじジャーニーを始める | AIピカソを始める | お絵描きばりグッドくんを始める | DALL・E3を始める | Canva AIを始める |
MidJourney
Midjourneyはプロンプトと呼ばれるテキストを入力して、AIにより画像を生成できるツールです。
Discord(ディスコード)というアプリを利用して、チャットをする感覚で利用できるので、初心者でも簡単にAIを使って画像を作ることができます!
プロンプトは英語での入力となりますが、他のAIツールを利用して日本語→英語へ変換して画像生成を行うこともできます。
英語が苦手という方は、以下の記事で解説している方法で画像を生成することができます!
現在では有料プランのみとなっていて、月額10ドル(約1300円)ほどで200枚近くの画像を生成できるようになります。そのかわり商用利用が可能となっています。
具体的な始め方は「超簡単!Midjourney(ミッドジャーニー)の始め方と使い方を解説!」を参考にしてみてください。
Leonardo.ai
Midjourneyと同様にテキストや画像から、新たに画像を生成することができる画像生成AIです。
生成した画像に対して、さらにブラウザ上で加工を加えられるのが大きな特徴となっています。
また生成した画像や、アップロードした画像を元に微調整できる機能「Image to Image」や「Image Prompt」も直感的に使えて便利な機能です。
SeaArt
SeaArtAI(シーアートAI)は2023年5月頃から注目を浴びてきた画像生成AIです。利用料金は無料で、アカウント登録だけで使えます。
SeaArtの一番のメリットは、誰でも簡単にLoRAを利用できるところかと思います。「画像生成 リアル」と検索してもやり方がよく分からなかった方は、ぜひSeaArtを使ってリアルな画像生成を試してみてください!
SeaArt AIの主な機能
- リアルな美少女生成
- 気に入った作例から画像を生成できる
- 画像を元に新たに画像を作る「img2img」
- 画像にポーズを指定する「コントロールネット」
- 画像サイズを拡大する「アップスケール」
詳しくは「【美少女生成!】SeaArt AIの始め方と使い方を徹底解説!」で解説しているので、参考にしてみてください!
にじジャーニー
Midjourneyをベースに作られた画像生成ツールです。Midjourneyよりもアニメ風のキャラクター画像に特化しているので、キャラクターを作りたい方はこちらを利用してみるといいかと思います。
基本的な使い方はMidjourneyと同じなので、すでにMidjourneyを利用している方はすぐに操作になれるかと思います。
また、日本語での操作が可能なので、英語がちょっと苦手という方でも使いやすくなっています。
Midjourney同様、Discordへのアカウントの登録が必要です。
ライセンス、商用利用の規約はMidjourneyに準ずる形となっています。
DALL・E3
DALL-E3(ダリスリー)は、2023年9月21日にOpenAI社から発表された画像生成AIです。
1番の特徴は「自然言語で画像を生成できること」です。
DALL-E3は他の生成AIよりも、優れている点がたくさんあります。
DALL-E3の特徴
- 自然言語で画像を生成できる
- 無料でも有料でも使える
- 画像に文字を入れやすい
特に画像に文字を入れたい場合はプロンプトで指示しますが、正確な文字が反映されやすいです。
たとえば、こんな感じでTシャツに文字を入れるのも簡単です!
DALL-E3を利用する方法は、以下の2つになります。
- Bing Image CreatorでDALL-E3を使う(無料)
- ChatGPTでDALL-E3を使う(有料)
詳しい始め方・使い方は「今日からはじめる『DALL-E3』とは?使い方や料金、生成のコツを解説!」で解説しています!
AIピカソ
Stable Diffusionの学習プロセスをベースに画像を生成してくれるAI画像生成ツールです
- 日本語対応
- 会員登録不要で無料で使用可能
- 回数制限なし
上記の理由からも、AI画像生成初心者の方でも使いやすいツールかと思います。
AIアバターも作れるので、AIでアバター作りをしてみたいという方はAIピカソがおすすめです!
お絵描きばりグッドくん
Stable Diffusionの学習プロセスをベースに画像を生成してくれるAI画像生成ツールです。開発者はAIピカソと同じになります。
他のAI画像生成ツールと同様に、テキストを入力して画像を生成します。
LINEを使って利用でき、友達登録をするだけで簡単にAI画像生成を始めることができます。LINEを利用している人なら、気軽にAI画像生成を試すことができるので初めての方におすすめです。
1日10枚までなら無料で画像を生成することができ、有料プランは月額500円、生成回数は無限になります。
Canva
Web制作でおなじみのCanvaにもAI画像生成機能が搭載されています。Canvaの画像生成にもStable Diffusionが利用されており、AIピカソやお絵描きばりグッドくんと同じような雰囲気の画像を生成しやすいです。
Canva自体が無料利用可能で、AI画像生成も無料で使うことができます。すでにCanvaを使用している方なら使いやすいかと思います。
Canvaの画像生成でもスタイルを選択でき、以下のようなスタイルが用意されています。
CanvaのAI画像生成のスタイル
- サプライズ
- 写真
- イラスト
- 3D
- ペイント
- パターン
- コンセプトアート
Canvaの画像生成の作例は以下記事にて紹介しています。
機能が拡張されたCanva Proも無料トライアルが利用できるのでぜひ試してみてください!
まとめ
画像生成AIは個人でも簡単に利用でき、中には無料で制限なしに画像を生成できるツールもあります。
AIを使えば、誰でも簡単に高品質の画像を作れる時代になりました。仕事や趣味、制作活動など幅広く活用できるので、今から触っておくと役に立つかと思います。
実際に私も副業にAIを活用し、月に10万円以上を稼げるようになりました。AIを副業に活かすアイデアは「【月5万稼ぐ】AIを使って副業で稼ぐ方法4選【おすすめはブログです】」で紹介しいます。参考にしてみてください。
ではまたっ