カメラマンに依頼する方法と費用の相場を徹底的に解説!

こんにちは、とぉです。

フォトグラファーとレタッチャーとして活動している、クリエイターです。

悩むねこ

撮影を依頼したい場合の費用の相場っていくらくらい?

今回はこんなお悩みにお答えしていきたいと思います。

撮影内容ごとの相場や、依頼方法の違いによるメリットとデメリットなど、本記事だけで撮影依頼のお悩みをできるだけ網羅できるようになっています!

本記事執筆者は現役でフォトグラファーをやっているので、費用の詳細まで具体的にお答えすることもできます。

詳細な見積もりが知りたいという方は、無料のお見積りを出すことも可能ですので、お気軽にお問合せください➡️ お問合せはこちらから

もちろん本記事内でもできるだけ詳しく、撮影にかかる費用の相場と依頼方法を徹底的に解説していきます!

目次

費用の相場は?相場はどのように決まる?

費用の相場は?相場はどのように決まる?

一般的には3万〜10万で収まることが多いです。

価格に幅があるのは、撮影内容やサービスの幅によってかかる費用が大きく変わってくるからです。

撮影にかかる金額

  • 撮影料金
  • ディレクション費
  • レタッチ費
  • アシスタントやスタッフの人件費
  • スタジオ料金
  • 印刷費
  • 交通費
  • 機材費

細かく分類すると、主に以上の項目に費用がかかってきます。もちろん端折れる部分もありますし、できるだけ費用を抑える工夫ができる場合も多いです。

もし予算に合わない費用になってしまった場合は「どこにお金がかかっているか、費用を抑えることができないか」相談してみるのがおすすめです。

親身に考えてくれるカメラマンであれば、費用を抑えるための工夫を提案してくれたり、サービスの質も安心できることが多いです。

撮影費用の相場に関しては次の「撮影内容ごとの費用の相場」でも詳しく解説していきます!

撮影内容ごとの費用の相場

撮影内容ごとの費用の相場

大きくはスタジオでの撮影かロケでの撮影かで費用が変わってきます。また、撮影方法やクオリティによっても変わってきます。

  • 撮影対象
  • 撮影手法
  • 撮影場所
  • 拘束時間
  • アシスタントやスタッフの有無
  • レタッチの有無
  • 納期

ざっと思いつくだけでもこれらの要素が関わり、撮影価格が決まってきます。

もちろん定額を売りにしている撮影サービスもありますが、どうしても色々な制約があったり、理想の写真作りに最後まで全力でお付き合いしてくれなかったり、満足いかないこともあります。

大事なことは撮影をお願いするにあたって、大まかな進行や見積もり、具体的に聞けることをあらかじめ聞いておくことです。

とぉ

納得できない部分があるのに依頼してしまった場合、仕上がりを含むサービスの質に満足いかないことも。。

では、ここから撮影内容ごとの大体の相場価格をお伝えしていきますが、あくまで目安になるので参考程度で考えていただけたらと思います。

ブツ撮り

ブツ撮り

参考価格:500円〜2万円 / 1カット

いきなり価格の幅が大きいですが、基本的に低価格なのはシンプルな白バックのECサイト用のカットです。

同じライティングで、複雑な技術もあまり必要としないため、複数カットの発注であれば1カットあたりの単価をかなり安く済ませることができます。

とぉ

それでも100カットとかになると、安くても5万円くらいはかかるということですね。

ブランドのHP用イメージビジュアルなんかは、画づくりの提案(ディレクション)や凝ったライティングを組むため、価格が高くなる傾向があります。

大手の商品広告では1カットで30万近くするものもあります。

また、商品の大きさや形状、スタジオを借りるかによっても価格が変動していきます。

主なブツ撮りの例

  • 化粧品
  • 衣類
  • アクセサリー、ジュエリー
  • 食品パッケージ

料理

料理

参考価格:500円〜2万円 / 1カット

こちらも価格の幅は広いですが、ブツ撮りと同じく大量の料理を同じライティングで流す感じの撮影ですと、1カットあたりの単価は安くなります。

逆にHPのトップ画像なんかに使ったり、メニュー表の表紙を飾るようなカット、ポスターにする場合などは、画づくり、複雑なライティングを作るため価格が高くなる傾向にあります。

また、盛り付けや品目によっては特別な技術を必要とする場合も多数あり、追加で費用が発生する場合があります。

たとえば、、 ➡️ 本格的な撮影であれば、水滴などのしずくや鉄板の熱々感を表現するシズル屋さん(フードスタイリスト)といった専門家が撮影に立ち会う場合も多いです。

盛り付け等は発注される方ができる場合は、撮影立ち合いのもと、スタイリングをすることで費用を抑えることができます。

たとえば、、 ➡️ 「お店のメニュー表の撮影を依頼、盛り付け、スタイリングは発注側で対応できます」と伝えると、カメラマン側とのやりとりもスムーズになるかと思います!

人物

人物

参考価格:3000円〜1万円 / 1カット

人物のカットを依頼したい場合も多いかと思いますが、大体上記のような価格が相場となります。

主な人物撮影の例

  • 企業用写真
  • 宣材写真(アー写、プロフィール用等)
  • 商品用写真(ジャケ写、グッズ等)

使用媒体やサイズによっても多少価格の変動はあるかと思いますが、ある程度撮影方法は決まってくるかと思いますので、カメラマンからすると見積もりは早い段階で出しやすいです。

特殊な演出、レイアウトをする場合は事前に打ち合わせで伝えておくことで、カメラマンから必要なものや撮影場所の広さ等を提案してもらえるでしょう。

とぉ

人物撮影は基本的にレタッチしてもらうと良いですね!肌荒れや気になるところなど、画像処理で綺麗にしてもらえます。

車

参考価格:5000円〜10万円 / 1カット

車の場合は、まず撮影場所によって費用が大きく異なってきます。

ちょっとした街中や、ロケで自然光での撮影であれば大きな費用はあまりかからないのですが、スタジオを借りての撮影の場合は費用が跳ね上がります。

車が入るスタジオ、そしてライティング機材のレンタル代等だけでもかなりのコストがかかってくる為、撮影費用は高額になりがちです。

気軽に自然光での撮影であれば、低価格で依頼することも可能なので、一度カメラマンに条件等を踏まえて見積もりを出してもらった方が良いでしょう。

とぉ

ロケでもガッツリライティングを組む撮影だと、機材は大掛かりになる為、費用は膨らんでしまいます。

イベント

イベント

参考価格:5000円〜2万円 / 1h

イベント撮影の場合はタイムスケジュールが決まっていることも多い為、時間で単価を計算する場合が多いです。

イベント会場が遠方の場合、別途カメラマンの交通費が必要になる場合も多いです。

とぉ

タイムスケジュールや、撮影可能な場所の確認など、事前の打ち合わせがしっかりできるカメラマンを選ぶと良いかと思います!

挙式・前撮り

挙式・前撮り

参考価格:3万〜20万円 / 1回

挙式当日のカメラマンや、前撮りの撮影の場合は上記の価格が大体の相場になるかと思います。ウェディングの場合は本当にピンキリです。

大切なのは失敗しないカメラマン選びです。

最近では、SNSを通じてほぼアマチュアのカメラマンに、簡単に依頼する方も増えてきました。

ウェディング、特に挙式当日の撮影に関してはSNSを通した依頼は、かなり慎重に行った方が良いと思います。

撮影の重要度と事前の打ち合わせ、アニバーサリー価格も含めた価格ということで、普通の人物撮影よりも高額になっています。

また、式場によってはカメラマンの持ち込みができず、式場専属のカメラマンでないといけない場合もあります。

実際に撮影依頼をしたい場合は…

法人の方でしたら、法人・店舗向け出張撮影サービスの【PIXTAオンデマンド】がおすすめです!

個人の方なら、まずはココナラなどで撮影を依頼できそうな人を探してみましょう!➡️ ココナラを見てみる

撮影を依頼する方法

撮影を依頼する方法

撮影を依頼する場合、主に以下の3つの方法があります。

  • 制作会社に依頼
  • SNSなどを通じて個人に依頼
  • マッチングサービス、クラウドソーシングサイト等を通じて個人に依頼

制作会社に依頼

予算がある場合には制作会社に依頼することで、カメラマンの手配はもちろん撮影場所やスタッフの確保、進行管理など制作全てを一任してくれます。

ディレクターやその他スタッフもしっかりと手配してくれる場合が多く、写真もクオリティの高いものを仕上げてくれる為、個人よりも安心して任せることができます。

とぉ

具体的な依頼方法は、グラフィック制作をしている制作会社に直接問い合わせ、打ち合わせを進めていく形となります。

ただし費用は50万〜100万以上かかることも多く、スケジュールにも幅がないと発注が難しい場合もあります。

SNSなどを通じて個人に依頼

コストを抑えたいときに有効で、最近では個人でも質の高い写真を撮れる人も多いです。

過去の実績をSNSで大量に見ることもできるので、「まさにこんな写真を撮ってほしい」というものが実績にあれば、理想通りの写真を撮ってもらえるでしょう。

とぉ

SNSのコメントやDMで直接コンタクトをとって依頼します。

マッチングサービス、出張撮影等サービスを利用して個人に依頼

  • 個人でもクオリティの担保された人にお願いしたい
  • 個人にお願いしたいけどSNSからだと色々と心配
  • 万が一の保証を付けておきたい

そういった場合はマッチングサービス等を利用して、依頼する方法が良いでしょう。

とぉ

マッチングサービスに登録後、口コミ等を確認しながら依頼します。

個人に依頼するメリット・デメリット

個人に依頼するメリット・デメリット

SNS等で写真を掲載している多くのカメラマンは、「仕事承ります」とプロフィールに記載しています。

SNSなら普段からどんな写真を撮影していて、どんな人柄なのかも分かりやすく、気軽に撮影依頼ができます。

ここでは、インスタやツイッターなどのSNSを通じて個人のカメラマンに依頼するメリットとデメリットをご紹介していきます。

◯ 希望に応じて柔軟な対応をしてもらえる

個人で受けるため「こういった経緯があって、このような写真を撮りたい」といった希望をヒアリングする時間をしっかりとってくれる場合が多いです。

→ ただししっかりスキルがないと、撮影に時間がかかったり、クオリティが下がってしまうこともあります。

例えば、、

雨の日にキラキラした雨の雫を写して撮影したいと相談した場合

→ ライティングや特別な技術を必要とするため、きちんとしたスキルや経験がないと難しかったりします。

◯ 撮影価格が安いことが多い

個人で請け負う分、運営費等がかからず、比較的安い価格で撮影できる場合も多いです。

しかし、車を所有していなかったり、交通費を請求される場合も多いので、極端に安い価格とは言い難いです。また、安すぎる価格で撮影しているカメラマンは、クオリティ不足やポートフォリオのためと割り切って撮影している場合も多いので、注意が必要です。

こういったカメラマンに当たらないためにも

  • 相場くらいの価格で撮影しているカメラマンを選ぶ
  • やりとりで少しでも不安を感じたら依頼をキャンセルする

以上の点が依頼するにあたって大切になってきます。

ちょっとした不安は案外当たるものです。

小さな解釈の違いが大きなトラブルを生まないためにも、個人相手の場合は慎重に相手を選ぶようにしましょう。

とぉ

逆に価格もクオリティもしっかりしているカメラマンは、このことを理解しているので、やりとりも丁寧だし、疑問や不安にもあなたが理解するまでしっかり応えてくれます。

△ 納品やアフターケアがしっかりしていないことも

SNSの発展と共に、プロとアマチュアの差の見分け方も不明確になってきています。立派なカメラを持っているだけで「プロ」という時代は過去のものとなっています。

カメラの敷居が下がった分、基本的な知識をそこそこに「良い写真だけ撮れれば良いのでしょ」という考えでカメラマンを名乗ってしまう方にも、簡単に撮影の問い合わせができてしまう時代です。

そういった知識半ばのカメラマンだと、納品データに不備があったり、撮影データをしっかりと管理していない場合があります。

いくらデジタルの時代とはいえ、データの管理にもハードディスクやオンラインストレージを使う必要があり、コストがかかります。アマチュアの方はこのデータ管理の点を適当にしてしまっている方も見受けられます。

また、私はプロの経験を生かし写真に関する情報を当サイトやYoutubeなどで発信していますが、写真の納品方法に関する問い合わせは実際にかなり多いです。

これは撮影技術やレタッチは上手くこなせるけれど、肝心の納品方法を学習する場所がないことから、そういった問い合わせが多いということ、と想像できます。

個人のカメラマンといってもピンキリですが、最終的な納品データやアフターケアに不安を残したくない場合は、質問してみるか、ある程度保証されているマッチングサービス等を利用しましょう。

△ 現場力やディレクション力不足の人が多い

個人の方はアマチュアから始める方が圧倒的に多いため、プロの現場を知りません。

そのため、プロ並みの撮影力、現場での仕切りや進行に関しては期待できないことも多いです。

先ほど依頼方法の部分でお伝えした「制作会社に依頼する」ようなプロの現場では、CD,AD,ヘアメイク,スタイリスト,カメラマンとそれぞれが専門的な役割を担って現場を回しています。

その現場を知らない個人のカメラマンは、どうしても撮影以外のことまで気が回らないのです。

全てのカメラマンが力量不足とは言えませんが、撮影当日の進行管理や、画づくりに関してまで期待するならば、プロ上がりのカメラマンを厳選するほうが得策です。

マッチングサービス、出張撮影サービス等を使って依頼するメリット・デメリット

マッチングサービス、出張撮影サービス等を使って依頼するメリット・デメリット

マッチングサービスや、出張撮影サービス等を使った撮影依頼の方法もあります。

マッチングサービス、出張撮影サービスを使って依頼するメリットとデメリットを、以下にまとめてみました!

◯ カメラマン採用の審査がある

撮影マッチングサイトの中には、カメラマンの採用に審査制度を設けているところもあります。

審査に合格したカメラマンが担当してくれるので、サービスの質に安定性があります。

また、そのジャンルに専門性のあるカメラマンが集まるので、それぞれの現場に慣れたカメラマンを見つけやすいです!

とぉ

例えば、ウェディング系のマッチングサービスだったら、ウェディングに強いカメラマンが集まる、といった感じでしょうか。経験の長いカメラマンは安心感がありますよね!

◯ 口コミが見えやすく、サービスの質を把握しやすい

企業の発信しているサービス解説や売り上げ、ランキングなどのデータよりも、口コミの方が説得力がありますよね!

みなさんもネットで何かを買う時、何かを選ぶ時は口コミをじっくりみることも多いのではないでしょうか?

とぉ

口コミの数が多いカメラマンほど、安心感もあったりしますよね!

◯ 返金保証制度がある

撮影マッチングサイトでは、返金保証制度を設けているところも多く、万が一のリスクに強いです。

サイトA「お客様のご利用満足度を重視し、安心して撮影の良さを実感して頂けるよう、撮影サービス実施後の返金保証制度を設けています。」

とぉ

こういった保証をしてくれるのは、企業としてサービスを提供しているからこそですよね!

カメラマンの質に少し心配な場合は、返金保証制度のある撮影マッチングサービスを利用するのも手ですね!

△ 金額が個人に直接お願いするよりも高い場合が多い

マッチングサイトを通じた依頼になるので、手数料や品質保証の点から、価格が相場よりも少し高くなる場合が多いです。

もちろんその分の品質保証はしっかりとなされており、入金や請求もシステムを利用して行われることも多く、やりとりに関しての安心面もある為、価格ほどのデメリットは感じないかもしれません。

まとめ

撮影の費用は内容や撮影手法、場所によってかなり幅がありますが、費用に関してわからないことがある場合は、カメラマンに詳細な見積もりを出してもらったり、打ち合わせで納得するまで訊くことが大切です。

やりとりに少しでも不安を感じる場合は、制作会社を通じて依頼するか、品質がある程度保証されているマッチングサービスの利用がおすすめです!

法人の方でしたら、法人・店舗向け出張撮影サービスの【PIXTAオンデマンド】がおすすめです!

個人の方なら、まずはココナラなどで撮影を依頼できそうな人を探してみましょう!➡️ ココナラを見てみる

ではまたっ

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