ブログを成長させるリライトの具体的な方法を解説!
ブログのリライトってどうやるの?
この記事ではブログのリライトの具体的なやり方を、わかりやすく解説しています。
リライトの目的と効果は以下のとおりです。
▼リライトの目的
- 検索上位に表示させる
- 記事の質を上げる
- 古い情報を更新する
▼リライトの効果
- PV数が増える
- 読者の満足度が高まる
- 成約数が増える
つまり、ブログでアクセスを集めたり、稼いだりするためにはリライトが不可欠というわけです。
最初からいい記事を書けば良いのでは?
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、新しい情報や商品が出て、記事の情報が古くなってしまうことはよくあります。
記事の検索順位が下がってしまうこともよくあります。
そのため、ブログにおいて定期的なリライトは必要です。
本記事では『5ステップ』でリライトの手順を具体的に解説しています。
この5ステップを使ってリライトすれば、ブログを伸ばしていけるかと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
ブログの「リライト」とは?メリットは?
そもそもブログの「リライト」とはなんでしょう?
リライトとは『公開した記事を加筆・修正して、再び公開すること』です。
リライトの目的と効果は以下のとおりです。
▼リライトの目的
- 検索上位に表示させる
- 記事の質を上げる
- 古い情報を更新する
▼リライトの効果
- PV数が増える
- 読者の満足度が高まる
- 成約数が増える
簡単にまとめると「ブログや記事の質を上げて成果を上げること」が目的となります。
たとえば、検索結果の上位に記事が表示されると、記事が読まれる確率は高まります。
以下は、検索順位ごとのクリック数のデータです。
順位 | CTR(クリック率) |
---|---|
1 | 13.94% |
2 | 7.52% |
3 | 4.68% |
4 | 3.91% |
5 | 2.98% |
6 | 2.42% |
7 | 2.06% |
8 | 1.78% |
9 | 1.46% |
10 | 1.32% |
11 | 1.03% |
12 | 1.00% |
13 | 1.07% |
14 | 1.34% |
15 | 1.65% |
16 | 2.19% |
17 | 2.54% |
18 | 2.83% |
19 | 2.91% |
20 | 2.85% |
検索上位に表示されることで、ブログのPV数や収益を上げることができます。
ブログのリライトの注意点
ブログのリライトをする際に注意したいポイントが3つほどあります。
ブログのリライトの注意点
- 記事のコピペはNG
- 重要な記事からリライト
- リライトの周期は3ヶ月くらい
具体的な手順やリライトのコツをお伝えしていく中で、詳しく解説していきます。
ひとまずは上記の3点に注意する、ということだけ抑えておけばOKです。
アクセスアップを目指すリライトの具体的な手順
では、リライトの具体的な手順を解説していきます。
今回は特に「アクセスアップ」を目標とした、リライトの手順を紹介していきます。
具体的なリライトの手順は以下のとおりです。
リライトの具体的な手順
- リライトする記事を決める
- リライト記事の現状を確認する
- 競合リサーチ
- リライトする
- リライト効果を評価(3ヶ月後を目安に)
全体像を大きく分けると以下のような感じです。
- 現状の把握
- 仮説立てと解決策を挙げる
- 仮説を元に対策
リライトにおいて、この手順はとても大切なので覚えておきましょう。
リライトは『Googleアナリティクス』や『Googleサーチコンソール』を使います。
どちらも無料のアクセス解析ツールです。
具体的な導入方法は以下の記事を参考にしてください。
【ステップ1】リライトする記事を決める
まずはリライトする記事を決めます。
効率的にリライトするには、リライト記事の選定から始める必要があります。
リライトする記事を決めるポイントは以下のとおりです。
リライト記事を決めるポイント
- 更新から3ヶ月ほど経つ記事
- ある程度アクセスのある記事
- 順位の下がった記事
順番に解説していきます!
更新から3ヶ月ほど経つ記事
公開した記事の適切な順位や評価は、公開から3ヶ月ほどで安定するといわれています。
つまり、公開後3ヶ月ほど経つ記事がリライト対象になるわけです。
1ヶ月くらいでリライトしてしまうと、適切なリライト箇所や、そもそもリライトが本当に必要なのか判断が難しいです。
更新から3ヶ月ほど経つ記事からリライトしていきましょう!
ある程度アクセスのある記事
ある程度アクセスのある記事を、優先的にリライト対象として選びましょう。
なぜなら、リライトの効果を大きく感じられるからです。
リライトには以下の特性があります。
- 0→1に伸ばすのは難しい
- 1→10は簡単
そのため、すでにアクセスのある記事から優先してリライトする必要があります。
順位の下がった記事
検索順位が下がる理由は主に3つあります。
- 他の記事の評価が上がり、相対的に下がる
- Googleからのペナルティで下がる
- Googleのアルゴリズムが変わり下がる
特に相対的に順位の下がった記事は、リライトで改善できる確率が高いです。
競合も記事をリライトして、検索上位に表示されるよう改善しています。
競合に負けないように、自分の記事も読者のためになるようにリライトして改善していきましょう。
順位の下がった記事は『ノビリスタ
【ステップ2】リライト記事の現状を確認する
リライトする記事が決まったら、その記事の現状を確認します。
これは何が足りないのかを把握し、効率よく適切なリライトをするためです。
逆にいうと、現状を確認してからでないと、記事の良い部分までリライトしてしまう可能性があります。
つまり、リライトはやり方を間違えると『記事の質やPV数を下げてしまう可能性がある』ということです。
現状の確認はとても大事ですね!
このような『悪いリライト』をしないためにも、ステップ2では以下の内容を決めます。
- 改善の余地がある項目を決める
- 実際にリライトする内容を決める
具体的には、以下の項目を確認しておくと良いかと思います。
リライト前に確認するべき項目
- 順位
- PV数
- 文字数
- 検索クエリ
- 平均エンゲージメント数
上記を把握することで『その記事でどのようなリライトが必要なのか』がわかります。
たとえば、現状その記事で獲得している検索クエリを確認すると、思わぬキーワードで記事が読まれていることがあります。
以下の画像は「HOKUTO 防湿庫」というキーワードで書いた記事の検索クエリです。
主に以下の2つのキーワードで検索され、記事が読まれていることが分かります。
- hokuto 防湿庫 寿命
- hokuto 防湿庫 評判
しかし、最初に記事を公開した時は「寿命」や「評判」についてはあまり書いていませんでした。
つまり、この記事のリライト時は「寿命」や「評判」についての内容を充実させると、より読者の満足度が高まると考えられます。
検索クエリはGoogleサーチコンソールで確認できます!
このように、リライトする記事の現状を確認することで、仮説が立てられ、実際にリライトするポイントがわかります。
【ステップ3】競合リサーチ
『現状を確認してリライトポイントがわかったら、早速リライトしよう!』
と、その前にもうひとつやっておくと良いことがあります。
それは競合リサーチです。
競合リサーチの目的
自分のコンテンツに足りない内容を確認し、記事に取り入れる。
具体的なやり方は以下のとおり。
競合リサーチとリライトの方法
- 記事のキーワードで実際に検索
- 上位記事の内容をメモ
- 自分の記事に足りない内容をリライトで加える
メモは「タイトル・見出し」をメモしておけばOKです。後ほど詳しく解説します!
Google検索の上位記事はある意味答えです。
なぜなら、上位にある記事はGoogleがいいコンテンツだと評価して上位に表示させているからです。
逆にいうと、上位表示されている記事に書かれている内容が、自分の記事に書かれていないと上位表示が難しいと言えます。
よく考えると当然ですよね。
なので、競合のリサーチをして、自分の記事に足りない内容を加える必要があります。
ただし注意点があります!
コピペや、内容をそのまま「ほぼパクる」のは絶対にNGです!
著作権違反+Googleのペナルティをくらい、ブログが運営できなくなる可能性があります。
Googleも法律もコピーコンテンツには超厳しいので、絶対にコピペしないようにしましょう。
そこで、おすすめなのが『見出しだけをメモしておき、本文はきちんと自分のことばで書くこと』です。
見出しもあくまで参考までにしておき、本文は完全に「自分のことば」で書くことで、できるだけ独自のコンテンツとして記事を書けます。
競合リサーチに加えて、自分の体験談や感想などでも「独自の内容」が書けると、なお良いですね!
独自性のあるコンテンツはGoogleからの評価も高まります!
よくあるのが『上位記事の誤情報を自分の記事でも掲載してしまうこと』です。
たとえば、商品の情報(価格やスペックなど)が競合サイトでまとめられていても、公式サイトから確認するようにしましょう。
競合サイトが必ず正しい情報を発信しているとは限りません。
競合リサーチはリライトに必須の作業ですが、コピペや間違った情報などに注意する必要があります。
正しく競合リサーチして、自分の記事に足りないコンテンツを加えて、さらに質の高い記事を目指しましょう。
【ステップ4】リライトする
現状の確認と競合のリサーチができたら、いよいよ記事をリライトしていきます。
基本的には現状確認(ステップ2)と競合リサーチ(ステップ3)で洗い出した問題点や、仮説を元にリライトしていきます。
『リライトは準備が9割』といっても過言ではないですね。
リライトする際に重要なポイントを簡単に解説します。
以下は覚えておくと便利です。
リライトポイント
- TDH(タイトル・見出し・メタディスクリプション)
- アイキャッチ・記事内の画像
- リード文
- 本文
- CTA(Call To Action)→読者に行動を促すボタンやリンク
たとえば、アイキャッチ画像は、まれに検索結果へ表示されます。
検索クエリやタイトル、記事の内容を元に、適切なアイキャッチへ変更することで記事のクリック率を高める効果が期待できます。
アイキャッチ画像はトップページなどでも表示されるので、こだわって作ると良いかと思います。
リライトが終わったら、インデックス登録のリクエストをしよう
リライトが終わったら、サーチコンソールを使って記事のインデックス登録をしておきましょう。
リライト時のインデックス登録は、簡単にいうと、Googleに対して『記事を更新したから反映してね』と伝えることです。
リライトした記事は、通常なにもしなくても検索結果に反映されます。
しかし、反映されるまでは「数時間〜数日」とさまざまです。
リライト直後にGoogleへインデックス登録することで、できる限り早く更新をお知らせできます。
その結果、できる限り早めに検索結果へ反映してもらえる可能性が高まります。
かならず早くなるとは限りませんが、やる価値はあります。
完了までに1〜2分かかります。
【ステップ5】リライト効果を評価(3ヶ月後を目安に)
リライト後は振り返りが大切です。
なぜなら、リライトが実際に効果があったのかわからないからです。
もっというと、リライトによって記事の質が本当に良くなり、成果がアップしたかわからないからです。
先ほど解説したように、リライトが逆効果になることもあります。
リライト後の振り返りの目的
- 適切なリライトができたか振り返る
- 次のリライトに繋げる
振り返りはリライト前に確認した、以下の数字等を確認すれば良いでしょう。
- 順位
- PV数
- 平均エンゲージメント数
- コンバージョン数
振り返りでも『Googleアナリティクス』や『ノビリスタ
記事のリライトが終わり、公開後ある程度期間が経ったらリライトの効果を評価していきましょう。
ちなみに、振り返りの期間は3ヶ月後を目安と解説していますが、もっと早くに効果を感じられることもあるので、定期的にチェックだけはしておくと良いかと思います。
ブログのリライトのコツ3選
ブログのリライトのコツ3選
- タイトルリライトが1番効果あり
- リード文は優先的にリライトしよう
- 独自のコンテンツを加える
詳しく解説していきます!
タイトルリライトが1番効果あり
タイトルのリライトは1番簡単にできるリライトです。
しかし、1番効果的で重要なリライト項目です。
タイトルのリライトのポイント
- キーワードは適切に入っているか?
- 読みたいと思えるタイトルか?
- 他の上位記事と差別化できているか?
上記を意識してリライトすることで、検索画面でのクリック率や検索順位を上げられます。
リード文は優先的にリライトしよう
リード文は読者がページへ来て最初に読む部分です。
「読者が読みたい」と思うリード文にすることで、記事を読み進めてくれる確率が高まります。
記事は最後へいくほど、読者に読まれなくなります。
以下は読者が記事をどこまで読んでいるかを、色で表したヒートマップです。
逆にいうとリード文は、ほぼすべての読者が読む部分になります。
優先してリライトしていきたい部分ですね。
リード文の書き方は「最後まで読まれる記事が書ける!ブログの書き方テンプレートを解説!」でも解説しているので、参考にしてみてください!
独自のコンテンツを加える
独自のコンテンツはSEO対策として有効で、Googleに評価されやすいとされています。
リライト時に独自のコンテンツを加えることで、検索順位アップを狙えます。
「電動歯ブラシの記事」を例に詳しく解説します!
たとえば、電動歯ブラシの記事を書きたいと思った時に、実際に使った感想を記事にしてみると独自性が出て評価されやすくなります。
独自性のある内容の例
- 使ってみてよかったところ
- 改善してほしいポイント
- 友人に勧めて、実際に使ってもらった感想
- メーカーに問い合わせて知ったこと
独自性のあるコンテンツは、他の記事に真似されない唯一のコンテンツとなります。
読者のリアルな声を求めているので、読者にとっても良いコンテンツと言えるでしょう。
リライトの際は積極的に独自コンテンツを加えていけるといいですね。
SEO対策については「【2023年最新】SEOとは?ブログ初心者が覚えておきたい対策11選」で詳しく解説しています。
まとめ
リライトの目的と効果は以下のとおりです。
▼リライトの目的
- 検索上位に表示させる
- 記事の質を上げる
- 古い情報を更新する
▼リライトの効果
- PV数が増える
- 読者の満足度が高まる
- 成約数が増える
ブログの成果を伸ばすには、リライトが必須です。
今回紹介した5ステップのリライト手順を覚えれば、効率的で効果のあるリライトができるかと思います。
- リライトする記事を決める
- リライト記事の現状を確認する
- 競合リサーチ
- リライトする
- リライト効果を評価(3ヶ月後を目安に)
ブログはリライトの他にもやることがたくさんあります。
以下の記事でブログに関して体系的に学べるので、ぜひ参考にしてみてください。
ではまたっ