【仕事がなくなる?】AI×クリエイターの新しい未来について

【仕事がなくなる?】AI×クリエイターの新しい未来について

急激なAIの発展によって仕事がAIに奪われる、と不安に思っているクリエイターも多いでしょう。

結論をお伝えしますと、クリエイターの仕事は簡単には奪われないかと思います。ですがクリエイターにAIの知識は求められます。

では一体何を学べばいいのか。。

本記事ではAIは著作権や商用利用の問題や、今後活躍するにはAIとどのように向き合えば良いのかを、AIを学習しているクリエイターの視点で解説していきます。

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とぉ

本記事の執筆者です

  • 現役広告グラフィックデザイナー
  • 8種類以上の生成AIでグラフィック制作
  • 9万PV/月のAIブログを運営
  • XのDMで画像生成AIのアドバイスをたくさんしています
  • 生成AIマンツーマンレッスン始めました
目次

クリエイターの仕事はAIに奪われる?

クリエイターの仕事はAIに奪われる?

結論からお伝えすると簡単には奪われません。ですがクリエイターにAIの知識は必要でしょう。

たしかに画像生成AIの出力する絵は高品質ですし、アーティストが1日かけて描いた絵と同じクオリティの絵をたった1分足らずで完成させてしまいます。

ですがクリエイティブにはコンテクストがあります。文脈、前後関係、事情、背景、状況、そして組み合わせ。

AIがこれら全てを絵に反映するのは、かなり難しいかと思います。少なくともAIはあくまで人間の操作するツールであり、人間の手による調整や改良が必要です。

とぉ

よく言われるプロンプトもそのひとつです。

イメージする作品を出力するために、さまざまなプロンプトパターンが検証・調整され、適正化されています。

つまりAIで代替できる部分はあれど、AIで仕事を完了できるかと言えば難しいです。現状ではほぼ無理かと思います。

仕事のどの部分がAIで代替される可能性が高いのか、クリエイターはAIの知識を身につけつつ、今後活躍できるポジションを見極める必要があります。

簡単に仕事を奪われる可能性は低いですが、無知な人ほど仕事はなくなっていくということですね。

どんなときも学習は大切です。

AIと著作権・商用利用の問題

AIと著作権・商用利用の問題

AIは著作権や商用利用の問題がクリアになっていません。

特に画像生成AIでは、既存のアーティストの作品をAIに学習させる行為が問題になっています。何故問題になっているかというと、アーティストの作品の著作権を侵害しているからです。

これには私もいちアーティストとして同意です。「AIを通したのでアーティストの作品の改変には当たらない」というのはおかしな話かと思います。

また利益のみを目的としたAI生成作品の取引は、クリエイティブ業界の純粋な活動とは言えないでしょう。

実際の事例を紹介します。

実際に「pixivリクエスト」ではAI生成作品の取り扱いが禁止されました。
》pixiv公式「AI生成作品に対する、pixivリクエストにおける今後の対応」

クリエイターの活動が応援され、より素敵な作品が生まれることを目的としたサービスも、AIの悪用によって従来の目的と異なる使い方をされてしまいます。

AIと著作権・商用利用については、今後さらに明確な規定やルールが設けられるかと思います。クリエイター自身もルールを守りAIを活用することが大切です。

詳しくは「【AI+NFT販売は可】AIが生成した画像の商用利用について解説!」でも解説しています。

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AI×クリエイターという新しい未来

AI×クリエイターという新しい未来

ではクリエイターはAIとどのように向き合うべきなのか。

答えはAIと何かを組み合わせて活用することです。なぜなら既にクリエイティブはあるものの組み合わせでしかないからです。

AIと何かと組み合わせることで、AI自身ではなし得ない作品を作ることができます。

音楽で例えるなら、どんなアーティストも元を辿れば昔のジャズやクラシックやロックがルーツとなっているような感じ。さらには音楽の域を超えて映画や絵画、宗教にも影響を受け楽曲が生成されていることからも、クリエイティブは組み合わせであると言えますね。

組み合わせが複雑であるほど、アウトプットされた作品は面白かったりします。

このようにAIも既存のものとの組み合わせによって、さらなるクリエイティビティを持つことは容易に考えられます。

AIですらも何かと組み合わせてものづくりや表現ができる人が、AI×クリエイター時代に活躍できると言えるでしょう。

AI×クリエイター×NFT

AI×クリエイター×NFT

現在クリエイターにとって追い風となっているのがNFTです。NFTはデジタルデータにも作者の権利を記録できるからです。

インターネットの普及した現代では、ネット上で作品を公開するクリエイターも多いです。もちろんそんなクリエイターを応援するファンもネットを利用しています。

しかしネット上でアップロードした画像や、作品はスクショや保存で簡単にコピーされてしまいます。

とぉ

最悪の場合作者と偽り無断で販売されてしまうこともあります。

ですがNFTの普及により、クリエイターの作品の著作権がデジタル上でも明確になりました。

NFTのしくみは「【初心者向け】NFTの始め方を分かりやすく解説!」で詳しく解説しています。

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このNFTをクリエイターが活用しない手はないかと思います。

NFTなんて実態のないガラクタ、と言う方もいるかもしれません。ですがNFTも今までクリエイターが売ってきたものとなんら変わりないものです。

なぜならNFTは機能ではなく、意味に価値が付いているからです。

白いキャンバスに描かれた絵はそこらじゅうにあります。ですがピカソの描いた絵とあなたの描いた絵はなぜ価値が違うのか。答えは「ピカソが描いた」という意味に価値がついているからです。

NFTも複製できないデジタルデータとしては誰でも作れるものですが、そこに意味が乗ることで価値がグンと高まります。

NFTの世界最高額は当時約75億/1点で取引されています。

アナログで制作してきたクリエイターこそ、NFTでチャンスを増やすことができます。

AI×NFTに関しては「【簡単】AIイラスト・画像生成×NFTアートを販売する方法を解説」で詳しく解説しています。アート初心者でもNFTを楽しめるので、参考にしてみてください。

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まとめ

AIによってクリエイターの仕事が奪われることは、まだないかと思います。

AIは高品質な絵を生成できますが、そこにコンテクストや組み合わせなどクリエイティブな要素を反映するのはまだ難しいです。

ですが今後クリエイターはAIの知識を身につけつつ、クリエイターとしてのポジションを見極める必要があります。

AIやNFTのツールとしての機能のみならず、そこに意味を吹き込めるクリエイターが今後活躍していくことになるかと思います。AIでできる部分と人間にしかできない部分を理解し、新しい手法や作品を考えるのも面白いですよね。

作品を保護できるNFTなども活用しつつ、新しい未来に備えて学んでいきましょう。

》【簡単】AIイラスト・画像生成×NFTアートを販売する方法を解説

ではまたっ

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