仕事がどうでもよくなった時は自分を見つめ直すとき【放置すると危険】
『仕事がどうでもよくなった』
あなたはそう思ってこの記事に辿り着いたかと思います。
僕にも『仕事がどうでもよくなった』という時期が長くありました。
どう向き合えば良いかわからず悶々とした日々を過ごし、仕事に意味を見出せず、無気力に働いていました。
『このままでいいのか』
そう思いながらも、なかなか自分の気持ちと向き合えずにいました。
しかし、あるとき『ちゃんと自分の気持ちと向き合おう』と決心して、気持ちと行動を少しずつ変えていきました。
- 仕事は手段でしかない
- 人生において本当に大切なものを守ろう
そう思うと気持ちが楽になり、新たなチャレンジもできるようになりました。
僕の場合は副業で稼げるようになって、仕事への依存度を減らすことができました。
人によって『仕事がどうでもよくなった』という気持ちと、どのように向き合えばよいのか最適解は異なります。
そのため、仕事がどうでも良くなったからといって、一概に「仕事を変えればいい、適当にやればいい」とは言えません。
しかし、仕事がどうでもよくなる、という気持ちをなかったことにするのは良くないです。
なぜなら、多くの人は『仕事をしてお金を稼いで生活する』という宿命にあるからです。
人生において重要な「仕事」について、適当な気持ちで、本心と向き合うことを先延ばしにしても、未来は何も変わりません。
むしろ、歳をとるほど真剣に向き合っていなかった人の現実は苦しいものになっていきます。
前置きが長くなりましたが、この記事を読めば『仕事がどうでもよくなった』という気持ちと、どのように向き合うべきかのヒントになるかと思います。
ちなみに前提として、労働環境が過酷な人は仕事を変えたほうがいいです。
- 本当に仕事がどうでもよくなってしまったのか
- 本当にやりたいことってなんだろう
- このままでいいのか
そんな気持ちとうまく向き合えていない方は、本記事を最後まで読んでみてください。
仕事がどうでもよくなってしまう原因
まず、仕事がどうでもよくなってしまう原因をいくつか挙げてみましょう。
仕事がどうでもよくなってしまったことには、なにかしらの原因があると思います。
原因としてはやりがい、お金、目標、そのどれかが以前と比べて欠乏していることが多いです。
特に3番目の内容に当てはまる人は、この機会に自分の気持ちと真剣に向き合ってみるといいかもしれません。
仕事がどうでもよくなってしまう原因
- 仕事で学べることがなくなった
- 労働に見合った給与をもらえない
- 人生における目標を見失っている
詳しく解説していきます。
仕事で学べることがなくなった
仕事で学べることがなくなると、仕事に不満を持ち、どうでもよくなってしまうことがあります。
入社した当初は覚えることもたくさんあり、毎日の仕事に課題や学びを見出すことができて、やりがいを感じます。
しかし、仕事に慣れてくるにつれて、できることが増え、やがて仕事で新しく学べることがなくなります。
毎日同じルーティンだと飽きてしまうことも多いですよね。
その結果、段々と仕事がどうでもよくなってしまうことがあります。
厳密には「学び」と「やりがい」は少し違って、「やりがい」に関しては3番目の「人生における目標を見失っている」で詳しく解説していきます。
また、学びがなくなるパターンとして「求められるレベルが高すぎる場合」もありえるかと思います。
必要以上に求められるスキルや成果が高すぎる場合も、仕事から学びを得る機会がなくなり、仕事がどうでもよくなってしまいます。
労働に見合った給与をもらえない
労働に見合った給与をもらえないパターンでも、仕事がどうでもよくなってしまいますよね。
- 残業代が出ない
- ボーナスがない
- 給与が全然上がらない
ブラックな企業ほど、労働に見合った給与をもらえないことも多いです。
特に残業代はわかりやすい例ですよね。
事実として労働時間が増えているにも関わらず、給与には反映されないとなると、仕事に対するモチベーションは上がらなくて当然です。
せめて働いた分は欲しいですよね。
このような環境の場合も、仕事がどうでもよくなってしまうことが多いです。
人生における目標を見失っている
これが1番重要なんですが、人生における目標がなかったり、見失ってしまっていると、仕事がどうでもよくなってしまうことがあります。
たとえば、働くこと自体好きではないのに、生きるためだけに働くというのは、目標がないと言えるかとおもいます。
そもそも、その状態こそが「仕事がどうでもいい」という状態です。
働くことは嫌いではないけど、仕事がどうでもよくなっているんだよね。
そんな人もいるかと思います。
働く意欲はあるけど、なぜか今の仕事には意欲が湧かない。
その場合、先に説明した2つのパターンか、そもそも人生における目標を見失っているパターンになるかと思います。
前提として、仕事はあくまで手段のひとつでしかありません。
「仕事をすることが私の人生のすべて!!」
という人はなかなかいないかと思います。
つまり、仕事はあくまで『人生を豊かにする手段のひとつ』であり、本来は人生における目標とは他にある、ということです。
人生における目標の例
- 家族との時間を大切に過ごす
- 困っている人の手助けをする
- 大切な人たちと楽しい時間を過ごす
もちろん、仕事を通して上記のような目標を達成できる場合は、仕事がどうでもよくなることはないかと思います。
しかし、上記のような人生の目標を見失っている場合、働くことにも意欲が湧かず、悶々とした気持ちになってしまうことは多いです。
人生における目標は人によってさまざまなので、自由な価値観で考えるべきものですが、多くの人が忘れてしまいがちです。
そして、これが仕事がどうでもよくなってしまった原因だと気付く人は、そう多くはありません。
実は、あなたは人生そのものに迷子になっているかもしれません。
では、そんな『仕事がどうでもいい』という気持ちを放置するとどうなるのか、次項で解説していきます。
仕事がどうでもよくなったを放置すると危険
『仕事がどうでもよくなった』を放置すると自分を見失います。
なぜなら、先ほど少し解説したように、人生そのものに迷子になってしまう可能性がある、あるいは既に
迷子になっているかもしれないからです。
仕事がどうでもいいという気持ちは、間違いなくあなたの心の中にあるものです。
しかし、そのままの状態では現実を変えることはできません。
もちろん、変える必要がなければ変えなくてもよいのですが、変わらないのであれば仕事がどうでもいいという気持ちを持ち続けたまま働くことになります。
果たして、あなた自身そんな状態で働き続けることを望んでいるでしょうか?
この記事をここまで読んでくれた方なら、きっと今の状態をもっと知りたい・理解したい・変えたいと思っているはずです。
なので、今の『仕事がどうでもよくなった』という状態を放置することは危険です。
一生仕事にやりがいを感じないだけでなく、そんな状態であってもその仕事をやり続けなければいけない苦しい未来が待っています。
たとえば、あなたが30歳なら、今の状態をあと30年以上続けなければいけません。
僕だったら苦しすぎて、なにかを変えたいと思います。
どうでもよくなった仕事を、ただただ惰性で適当にやることは難しくないかもしれないです。
しかし、歳をとるほどそのリスクは大きくなっていきます。
それは、僕たち働く世代の未来は今よりもずっとお金に困る世代だと言われているからです。
前提として、仕事がどうでもいい=所得が上がらないということですよね。
そして、これからの時代は以下のようなさまざまな要因で、お金に困ると言われています。
- インフレやデフレなどの経済の変化
- 少子高齢化による年金の不足
- 年々増加する税金
つまり、時代に合わせて変われない人ほど苦労するということです。
仕事がどうでもよくなって、いつまでも変われない、行動できないままだと、将来経済的に苦しむことは目に見えています。
『仕事がどうでもいい』という気持ちと向き合うのは、早ければ早いほど良いと思います。
仕事がどうでもよくなった時の対処法
では、仕事がどうでもよくなった時の対処法を解説していきます。
あくまで僕個人のやり方で、全員に向いている訳ではありません。
合わなければ1回やって辞めてもいいです。
しかし、僕自身この方法で「仕事がどうでもよくなった」という気持ちについて深く考え、整理し、気持ちが楽になったので、同じように悩むあなたにもきっと効果があるかと思います。
将来「安心・安全」に暮らせるよう、今からでもあなた自身の気持ちとしっかり向き合ってみましょう。
仕事がどうでもよくなった時の対処法
- 気持ちとちゃんと向き合う
- これからどうしたいか考える
- 行動する
(シンプルですが、詳しく解説していきます。
気持ちとちゃんと向き合う
『仕事がどうでもよくなった』
まずは、その気持ちにちゃんと向き合っていますか?
自分の今の気持ちと向き合うことは、どんな時も自分のためになります。
なぜなら、人間誰しも感情を持っているから。
- 好き
- 嫌い
- こうしたい
- こう在りたい
- これはしたくない
- こんな自分は嫌だ
どんな人にもこんな気持ちはあるかと思います。
仕事がどうでもよくなった、という気持ちもあなた自身が感じた気持ちであり、大前提その気持ちをなかったことにはできません。
なので、どう向き合うか、どう理解するか、どう変えていくかを考える必要があります。
まずは、自分がなぜそんな気持ちになるのか、具体的に言葉にしていきましょう。
この「気持ちの言語化」ができていない人は意外と多いです。
- どんな時に仕事がどうでもよくなるのか
- 誰といるとそう思うのか
- 何がそう思わせるのか
- どこでそう思うのか
- なぜそう思うのか
「仕事がどうでもいい」という曖昧な気持ちを具体的な言葉にしていきましょう。
たとえば以下のような感じです。
- 自分の仕事が役に立っているかわからなくなった時
- 一緒に働く人の性格も合わないし
- 働く時間が長すぎてプライベートが充実しない
- 他の人が仕事で手を抜いているのをみると
- 自分も仕事の意味を見失ってどうでもよくなる
言葉にすることで、自分が気付いていない気持ちに気付くヒントを得られるかもしれません。
これからどうしたいか考える
言語化ができたら「これからどうしたいか」を考えていきましょう。
これは仕事においての自分だけでなく『仕事以外の自分の人生そのものも含めて考えること』がポイントです。
- 将来どんな自分で在りたいか?
- そもそもどんな目標や夢を持っていたっけ?
- 人生において本当に大切にしたいものは?
そのためには、現状のままで良いのか、変わる必要があるのかを真剣に考えてみましょう。
そして、変わるためにはどうすればいいか、なにが自分に足りないのか、思うままに挙げていきましょう。
たとえば、僕の場合は以下のような感じです。
- 人生における大切なものは家族・友人
- 大切な人たちと笑ってたくさんの時間を過ごしたい
- 時間や人に縛られない仕事を選ぶ必要がある
- 今の仕事では、上記の夢・目標を叶えることが難しい
- 転職や副業を考える
ここまで考えられたら、次のステップにいきましょう。
行動する
結論、あとは行動するだけです。
ここまでのステップで生まれた思考や整理された本心に沿って、行動していきましょう。
人は変わりたいと思っただけでは変わりません。
そんなの当たり前、と思うかもしれませんが、自分の気持ちと向き合って生まれた気持ちや本心に沿って変わろうと行動できる人は少ないです。
つまり、思考と行動がちゃんと結びついていない人はたくさんいます。
実際、過去の僕がそうでした。
- 完璧でないと行動できない
- 結局なにが正解かわからない
- 決断したけど続かない
過去の僕は上記のような失敗ばかりしていました。
不完全な自分を受け入れて少しずつ変わればいい、まずは行動して修正していく。
これが大切です。
もちろん、変わらないという選択肢を選んでもOKです。
それがあなたの正解かと思います。
なぜなら、仕事がどうでもいいこと、仕事でお金をもらって生活することでこれ以上は望まない、そう選択するのはあなた自身だからです。
前項で仕事がどうでもよくなった気持ちを放置するのは危険だと解説しましたが、それでも仕事がどうでもいいと思ってしまう気持ちをどう受け取るかはあなた次第です。
ただし、その選択であなたの望む未来を得られるかは誰にもわかりません。
少なくとも、収入が増えることはないかと思います。
ここまで読んでくれた方は、きっと今のもやもやする気持ちと向き合って行動できる方だと思います。
まとめ
『仕事がどうでもよくなった』
その気持ちにちゃんと向き合っていますか?
もやもやしたまま過ごしても楽しくないですよね。
しかも、仕事がどうでもよくなったという気持ちをそのままにすると、将来的にお金で困ったり、人生そのもので迷子になったりするかもしれません。
もし、そんな自分に悶々としながら、ストレスを抱えて過ごしているなら、自分の気持ちと向き合ってみませんか。
大切なのは以下の3つ。
- 気持ちとちゃんと向き合う
- これからどうしたいか考える
- 行動する
あなたの気持ちはなかったことにはできません。
なぜなら、あなた自身を否定することになるからです。
そして、あなた自身の人生を自分でコントロールするためにも、人生における重要な「仕事」とどのように向き合うか、この記事がそのきっかけになったら嬉しいです。
ではまたっ